Dreamweaverのライブビュー作業におけるウェブアクセシビリティ
今月リリースした「Dreamwaever CC 2015 基礎編 パート1( http://design-zero.tv/Dreamweaver/ )」が好調で、学習者も増えてきましたので、Museと同様にQ&Aページを追加する予定です。
今日は、アクセシビリティに関する質問を取り上げてみたいと思います。
[質問]
ライブビューは、コードを書かずにページを作成できますが、誤操作などでアクセシビリティを損なうことはありますか?
[回答]
もちろんページの作り方によっては損ないますが、それはコーディングでページを作成する場合でも変わりません。
ライブビューによる直感的な作業でも、コーディングでも、注意すべきことに違いはありません。
例えば、同じAdobe製品のMuseは、マウスドラッグだけでページを作成できますが、HTMLやCSSは一切編集できません。つまり、Museがすべてのコードを生成しています。このようなCMSに近い思想のウェブツールは、注意しなければいけないことがあります。
Museアカデミーのページに「Adobe Museとアクセシビリティ( http://design-zero.tv/MuseAcademy/column-151112/ )」という記事がありますので、参考情報としてご覧になってください。
CSSデザイナーを使えば、CSSを記述する必要はありませんが、プロパティを選択して、数値を入力するのは、利用者ですから、その作業に問題があれば、アクセシブルではないページをつくってしまうかもしれません。
ウェブアクセシビリティについて、やさしく解説している以下の書籍を紹介します。
この本を一冊読めば、何も心配はいらないでしょう。
ウェブアクセシビリティについてしっかり学んで、あとはDeamweaverを活用したウェブ制作の腕を磨いてください。
デザイニングWebアクセシビリティ
アクセシブルな設計やコンテンツ制作のアプローチ
著者:太田良典、伊原力也
発行:ボーンデジタル
価格:3,000円+税
発売日:2015年7月27日
◼︎関連記事:
「みんなのために」って言うけど、「みんな」ってどういう人たちなの?
このアプリ、機能多すぎね
スクロールで気持ちよく読める会話劇スタイル
私は新しいHTMLのタグを提案したいと思います