デザイナーなのにプログラミングもできる。職域横断的な人が増えていく時代
1994年に、インターネットが商用化されてからは、世界中の膨大な数の「アマチュア」が毎日のように、作品を公開するようになり、ユニークな技術やツールがリリースされると、あっという間に「作ってみた」で埋め尽くされるようになった。
90年代はまだハードもソフトも高額で、仕事で使うプロじゃないと、なかなか所有できるものではなかったのですが、今は、プロもアマチュアも(Photoshopなど)同じツールを使い、パソコンも安くなったので、最高スペックのMacBook Proを所有するアマチュアも少なくありません。
新規性の高い表現、共感ベースのコンテンツほど、アマチュア発という時代になりましたが、クリエイティブ業界の中でも「職域横断的」な人が増えましたねぇ。私のまわりにも、たくさんいます。
ディレクターだけどPhotoshopやIllustratorが得意な人。
デザイナーなのにプログラミングに長けていてアプリも開発できる人。
カメラマンなのに3Dグラフィックスがプロ級で合成も自分でやってしまう人。
AdobeのCreative Cloudなら、グラフィック、編集、ウェブ、ビデオ、音楽など、さまざまな分野のアプリケーションが自由に使えますし、今後さらに、職域横断的な人が増えていくと思います。
自分の「専門」を持ちつつ、他の分野にも興味を持つ。
気がついたら、まわりは「ライバルだらけ」という世界は、クリエイティブでも当たり前になっていくのでしょう。
◼︎関連記事:
小学生でも創造できるイリュージョン
どうやって、アンヌ隊員を創り出すか
スクロールで気持ちよく読める会話劇スタイル
クリエーターという生き方
マップ発想法
このアプリ、機能多すぎね