散らない花はないが、咲かない花はある。
フリーダムパブリッシングの追加版「Op.posth. 」もかなりお待たせしていますので、構成を再開しています。
本日、タナトロジーに詳しい方に話をお聞きし、疑問点が明確になったのですが、思っていた以上に、重たいエピソードになりそうです。
一人出版社がドン底のときの企画なので、作品としては正しい方向に進んでいますが、フリーダムパブリッシングのコンテンツとしては、どうだろう?と悩んでいます。
以下、
Creative Edge School Booksより転載
散らない花はないが、咲かない花はある。
社会とのつながりが切れた人たちにとって、実名SNSほど残酷な場はないが、ネットには無数の離れ小島があり、対話がある。
FacebookやGoogleなどのメガプラットフォームは、ディープラーニングなどの最先端技術を駆使しながら、人と人のつながりを促進させ、もう1つのインターネットを構築中だが、それらブラックホールの外側には、小宇宙(トライバルスペース)が点在している。
インターネットが商用化され、誰でもウェブを利用できるようになって、20年以上経ちました。黎明期から大学で使っていた学生は40歳を超え、定年後にWindows 95のPCを買って、ネットを始めた人は80歳。
数十年規模の「個人」情報が、パソコンの中だけではなく、ネット上にも蓄積されています。Gmailなど、さまざまなウェブサービスを展開しているGoogleは「アカウント無効化管理ツール」を用意し、死後、自分のアカウントが野放しにならないよう、事前にアカウントの停止や削除を実行できる仕組みを提供しています。
本書は、「ウェブ時代の「一人出版社」論 フリーダムパブリッシング」の最終章として書いていたエピソードです。
ウェブとタナトロジーを扱う内容は、重すぎるため、本編からは省きましたが、今後、重要になってくるテーマであることを再認識し、発刊することにしました。
通勤通学の移動時間で読めるショートストーリーですが、Thanatology(死生学)とウェブテクノロジーについて考えるきっかけなる本だと思っています。
※「ウェブ時代の「一人出版社」論 フリーダムパブリッシング」を購入された方には、無料で提供されます。
以上、
Creative Edge School Books より転載