一人出版社の短文メモ帳

一人出版社 Creative Edge School Books 緊急用(2015年12月12日から開始)

スマートフォンで仕事をする一人出版社の必須アプリ

一人出版社は数ヶ月前から、パソコンを使用する時間(デスクワーク)の確保が困難な状況が続いており、止むを得ず、スマートフォンを主力機としたモバイルワークで仕事を進めています。

今年は「絶対に無理だ」と思っていたことを何回もクリアしてきましたが、このモバイルワークもその一つ。コンテンツの企画から制作、販売、ストアの運用、マーケティングなど、すべての仕事をスマートフォンでやるなど、絶対に不可能だと思っていましたが、なんとか継続できています。

もちろん、常時パソコンが使用できる環境なら、現在の数倍のパフォーマンスを発揮できますので、はやくデスクワークに戻したいなぁ。

現在のスマートフォン・ワークで、最も頻繁に使っているのが「FTP On The Go Pro」というアプリ。コードエディタ搭載のFTPクライアントです。

複数のアプリを試しましたが、このアプリだけすべての条件を満たしていました(iOSをアップデートしてから、コードエディタ機能が使えなくなってしまいましたが)。

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FTP On The Go Pro」には、数種類のバージョンがありますが、1,200円のプロバージョン以外はまったく使い物になりませんでした。

安価なバージョンを買ってしまうと、けっきょくApp内課金でお金を使うことになります。

一人出版社のシングルページに記事コンテンツをアップする場合は、原稿をスマートフォンで書き、パソコンでHTML化、画像と一緒にスマートフォンに転送しておきます。

30分以上の空き時間が確保できたら、貴重なパソコンタイムを使って、この準備をしておきます。

あとは、移動時間などで、画像、記事コンテンツのHTML、ホームのHTMLの準備に、FTPしていくだけです。

FTP On The Go Pro」のマルチ選択を使えば、30ファイルでも、50ファイルでもまとめてFTPしてくれますので、片手でデバイスを持ちながら、指だけで操作できます。

このレベルなら、パソコンを使ったFTPとあまり大差ないかなと思います。

スマートフォンで生成できる画像なら、「FTP On The Go Pro」に読み込んで、リネームするだけなので、パソコンは不要になります。

iOSをアップデートする前は、コードエディタ機能が使用できましたので、HTMLもスマートフォンで記述していましたが、幸か不幸か、前述した30分パソコンワークに磨きがかかってきて、かなり効率化できています。

パソコンでしか実行できないデスクトップアプリケーションの作業は速くなりました、ほんとに。

時間がないので、自動化を駆使して、高速化。毎日、どうやったら効率化できるか考えています。

一人出版社のすべてのデジタルコンテンツは、4万円の古いWindowsパソコン(7月まで)と、スマートフォンで作られています。

こんなことがあって良いのでしょうか。

パソコンが普通に使える日がくるまで、知恵を絞り続けます。