どうやって、アンヌ隊員を創り出すか
数年前に、まんだらけで買った「怪獣ウルトラ図鑑」。1968年の本です。Amazonだと復刻版で、4,000円ですね。
この本、裏表紙のアンヌ隊員で、ずいぶん売れたという話を聞いたことがありますが、ヒロインの魅力は重要だなぁと思うわけです。
今やっている医療・ロボティクスをテーマにしたスマホコミックでも、アンヌ隊員のようなキャラクターを置きたいと思っていて、プロトタイプで試し始めています。
読んでもらいたいのが、中学生、高校生なので、憧れのお姉さん、お兄さん的な魅力を発散するキャラクターが欲しい。
たんに可愛いとか、かっこいい、という感じではないんですよね。
以前、参加した心理学の講座で、アンヌ隊員は、ウルトラセブンから切り離しても、単独の物語を夢想しやすいキャラ、というユニークなレポートを聞いて、なるほど、と思った。
個々の(それまでの人生経験を反映し蓄積された)メンタルモデルで決まることですが、学校という共通体験があるから、学園とか、放課後、理科室といったキーワードは、トリガーになり得る。
当時は、こんな高校生いるか!と言われてましたが、今は渋谷や池袋に行くといますよね、お蝶夫人ぽい女子高生が。